ブックタイトルbe-o vol.106(2018.8-9)

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概要

be-o vol.106(2018.8-9)

言い出したら、マネして一緒にイヤイヤ言ってみたり、なんでやねんってツッコンでみたりしています。すると息子も気分が変わるのか、ゲラゲラ笑い出したりして。そんな感じで、息子がワガママ言わないようにするっていうよりは、笑いにシフトさせようとしてますね。子育てそのものより、仕事との両立という大変さはやっぱりあります。一番苦しいのは、子どもの具合が悪い時に側にいてあげられないこと。皆さんもお仕事で誰かと代われないって場面、あると思うんです。そんな時、私は母や主人に助けてもらっていますが、これって家族の助けだけじゃないんですよね。主人が仕事を休むということは、主人の職場の方に迷惑がかかっているということ。目の前で助けてくれている人以上に、たくさんの協力があって今お仕事ができるということを、いつも忘れないようにしています。子どもを産んでみて思うことは、やっぱり当たり前じゃないんだなってことです。私はつわりがとてもひどくて大変でした。だから子どもを産めるってありがたいことで、楽しいばかりではなく辛くて苦しい時期もあるんだってことを実感しました。それから、例えば子どもが親から暴力的な被害にあったニュースを見たとき、今まではただその親を「理解できない」と思ってたんです。だけど、私は”“「目の前で助けてくれる家族の先にも協力してくれる人がいる。それを忘れないようにしています」出産前と産後、変わったことはありますか?17