ブックタイトルbe-o vol.106(2018.8-9)

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概要

be-o vol.106(2018.8-9)

産後一ヶ月くらいの時期、寝不足は続くし食事もまともに取れないしでいっぱいいっぱいでした。だんだん精神的にもバランスが崩れてきて、突然涙が出ることも…。でもそんな時、私には母や主人の支えがあった。だからそんなニュースを見ると、子どもの目線より親の目線になってしまうんです。もちろん、暴力は絶対にやってはいけないことなので親が悪いんですけど、それ以前にこの人(親)はどれだけ悩んでいたんだろう、もっと助けが欲しかったんだろうなとか、そういう視点も出てきて。子どもを産むまでは「なんてひどい親だ」としか思わなかったんですけど、今はその過程も考えるようになったのかもしれません。テレビのお仕事は楽しくて大好きですね。素の自分をさらけ出すのが怖い時もありますが、その分、面白さも感じます。音楽活動では作詞もしているので、感情をそのままメロディーに乗せられて自分らしくいられる場所だと思っています。「テレビに出ている嘉数ゆり」を知っている人の方が多いと思いますが、まったく違う一面を持つ「歌手の嘉数ゆり」もぜひ知ってもらいたいな。「子どもを産んでから、結果だけではなく過程も考えるようになったのかもしれません」今後お仕事はどんな風にやっていきたいですか?歌もすごく上手ですよね!18