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山内佑利子「今あるものに、全力で感謝」[COVER INTERVIEW]

2019.11.27

沖縄に移住してもうすぐ丸8年。 すっかり夕方の顔となり、 11月からは朝の新番組で活躍する フリーアナウンサーの 山内佑利子さん。 出会った第一印象は おっとりキュートな可愛らしい人。 話をすれば、スポーツに熱く ブレない芯の強さを感じます。 凛として、品がある。 ひと言で言えば、 『女性が憧れる女性』でした。

 


山内佑利子/兵庫県出身。沖縄在住8年目。アナウンサー・ナレーター・司会など一人何役も務める才色兼備のタレント。QABテレビにて情報番組「ちゃータイム(金曜日10:20〜)」MCや土日のニュースアナウンサーとして出演するほか、テレビ・ラジオ・イベントMC・講師など幅広い分野で活躍中。声のプロダクション・キャラ沖縄所属。

 

 

ひらめきと直感がすべて “逆らわず、流されず”

―移住のキッカケは?  

私が沖縄に移住したのは2012年2月。もうすぐ丸8年が経ちます。沖縄への移住について良く聞かれるのですが、本当にひらめきなんです。たまたま私の大親友が今の事務所の大阪本社に所属していて、会話の中で沖縄にも支社があるという話になったとき「あ!次は沖縄だ!」って思ったんですよね。だから知り合いも誰もいないし、それまで沖縄を訪れたこともありませんでした。移住に対して不安も過度な期待もなく、すごくフラットな状態で「私の新天地」としてやって来たんです。実は、「2年くらいは仕事ないと思うよ」と言われていたのですが、移住して1ヶ月弱でRBCさんにお声がけいただき、驚くほど順調に移住生活がスタートしました。その後もとにかく人の縁には恵まれていて、移住して後悔したことは一度もありません。…あ!箱根駅伝を生で観られないのが辛いかも(笑)。スポーツ観戦が大好きなので、放送チャンネルに制限がある以外、素敵なことばかりの8年間を過ごさせてもらっています!  私が沖縄に受け入れられたんだなって実感したのは、数年経ってからです。初めて県内出身の方の結婚式で司会を頼まれた時、心の底がじんわりと感動したのを覚えています。もちろん疎外感を感じてたわけではないですが、沖縄の人が人生の大事な日に自分を選んでくれたということが本当に嬉しかったですね。

 


Work’s Style
ニュースは自分を伝えるものでも感情を伝えるものでもない。事実を伝えることが何より大切なので、それ以外の部分が気にならないようにいつも同じスーツ、同じ髪型を意識しています。

 

―移住して悩んでいる人に伝えたいことは?  

アドバイスなんておこがましいですが、もし沖縄に馴染めないと悩んでいる方がいらっしゃったら、馴染もうとするのを一度やめてみたらいいのかなって思います。ここに合わせる必要なんてなくて、ただ自分らしくいたらいい。そうしたらきっと良い仲間が現れて、無理なく生きていけるんじゃないかな、と。私のモットーは「不逆不流」です。大きな流れに逆らわず、流されず。自分の意志で立って進む道を決める。この言葉に出会ってから、そういう自分で在りたいといつも思ってきました。だから沖縄は大好きですが、またひらめきが来たら新しい場所に移るかもしれない。お仕事も楽しくて大好きですが、いつ辞めても良いと思っているくらい執着はありません。こうしたい、ああしたいというよりも、なった状況を思いっきり楽しもうとするだけです。いつでも、今あるものに全力で感謝。そんな感覚を大切にすることで、運気をアップさせて自ら上昇気流に乗れるかなって思っています。

 


Date’s Style
女性らしさは残しつつ、ライダーズジャケットで甘くなりすぎないように。ファッションに自信はないけど、甘辛ミックスを目指しました!

 

世の中はきっと適材適所 私がスポーツに魅了されるワケ

―仕事での不満や苦手な人への対処法は?

私は基本的にあまり他人に求めません。人にも組織にも依存しないようにしています。「不満を持つ」って2種類あると思っていて、1つは自分がもっとこうしたいのにできないという自分への苛立たしさ。私もそういう時はあります。でももう1つ、環境に対して不満を持っているのは依存だと思うんです。環境が変わったらできると思っていても、実はそんなことってほとんどない。20代の頃は思っていましたよ、こんなに頑張っているのにどうして分かってもらえないんだろうとか。無理もたくさんして、声が出なくなったり40度熱があっても会社に行ったり。当時はそれが格好いいと思っていたんです。でも、そうじゃなかった。頑張り方も求め方も、結局それは自分も周りもハッピーにしてくれなかったから。ということは、原因は周りじゃないんですよね。無理をしないで自分らしくって思えるようになったのは、30才になったくらいかな。自分次第って思えるようになったから、沖縄に来れたんだと思います。  ハッピーでありたいけど、もし苦手な人がいたら…。その時は逃げるが勝ち!ですね。そんな果敢に攻めないです(笑)。個性は認めますけど、関わってしんどくなるくらいなら、そっとフェードアウトしますね。もし仕事などでどうしても逃げられない時は、笑顔とユーモアで返します。ネガティブな発言をする人にはポジティブに返すと話のベクトルが変わるんですよ。だから誰かの悪口が始まっても、しれっと軌道修正しちゃいますね。

 


Hobby’s style 家でのスポーツ観戦は、もっぱらこんなスタイル。柔らかい生地のゆるっとスウェット&Tシャツで1人盛り上がりますよ!中のTシャツは最近一番注目しているサッカーチーム「沖縄SV」のもの♪

 

―スポーツが大好きだそうですね!  

そうなんです!スポーツ観戦が本当に大好きで。スポーツの世界って、勝ち負けがあるじゃないですか。私、人生には勝ちとか負けとかないと思っていて、それぞれがその人らしくいればいいって考えなんです。仕事もきっと適材適所だから、もしオーディションで私が落ちても、その仕事には私じゃない方が適任だっただけだと思える。でもスポーツって絶対に結果が出ますよね。どんなにいいプレーをしてどんな努力をこれまでしていたとしても、「勝つ」と「負ける」に分かれる。そして選手はその結果にトコトンこだわって頑張っている。一つのルールだったり共通の思いやりを持った上でそういうことをすることに、ものすごく美学を感じるんです。スポーツは結果ありき。自分の人生観と違うものでありながら、結局その過程含めて心から感動したり、勝った時に思いっきり喜んだり。自分が生活するフィールドにはない感情を与えてくれるからこそ、こんなにもスポーツに魅了されているんだと思います。

 

ようやく出てきた結婚願望 理想の男性は…シフトチェンジ(笑)

―理想の結婚とは?  

私はこれまで結婚願望があまりなくて。でも今年40才になり、ようやく家庭を持とうというモチベーションになってきました。心境の変化に伴い、理想のパートナー像も変わってきたかなと。30代の頃に「理想の男性は?」と聞かれて答えていたのは…きっと引きますよ(笑)?「空のごとく志が高く、海のごとく愛に深く、風のごとく流れにしなやかで、森のごとく一緒にいて呼吸がしやすい人」が理想の男性!

 


Party’s style 大好きなYOKANGのドレスが私の定番!初めてSHOPを訪れた時からもう虜です♪1着、2着と増えていき…、今では40着くらいあります(笑)。素敵すぎてテンション上がります! 

 

―それは…もはや仙人レベルですね。  

ですよね(笑)。もちろん好きになれば理屈より気持ちが優先されますけどね。そんな感じで理想を掲げていたワケですが、今は「一緒に旅行を楽しめる人」がいいなって思います。旅行っていろんなものが見えると思うんですよね。別に全部一緒に行動しなくていいんです。現地解散して、それぞれが好きなところに行ってもいい。夕食だけ一緒に食べて一日何をして楽しんだのかを報告し合って。ちょっとしたアクシデントなんかも楽しんで。そうやって旅行を楽しめる相手であれば、日常生活も上手くいくんじゃないかなと。それぞれが趣味や自分たちの交友関係を持って尊重し合う自立した関係の中で、同じ歩幅、同じベクトルで歩いていける人。「二人三脚できる相手」が今の理想です!

 

 

 

 

 

山内さんの好きなもの、苦手なものなどなど、聞いちゃいました!

 

 

 

 

Q.コレを食べたらハッピーな食べ物は?
1:枝豆
2:レンコンの天ぷら
3:ハーブティー

COMMENT
枝豆がとにかく大好き!枝豆の味をしっかり楽しめる塩茹でが最高♪それから、時々すごく食べたくなって、自宅でそれだけ揚げることもあるのがレンコンさん。大きめのサイズではなく小ぶりで薄い衣がついた、いわゆる内地の天ぷらでいただきたいな。ハーブティーは長〜いマイブーム。って、これはもはやブームではなくてルーティンかも(笑)。

 

 

Q.仕事の必需品は?
1:お水

2:ハーブキャンディー
3:香水
COMMENT
声を守るために、水とハーブキャンディーは必須!水は一日平均3リットルは飲んでるはず。夏場なら4リットルくらいかな?お気に入りのマイボトルに2リットル分くらい小分けして、相棒のキャリーで持ち歩いてる♪仕事に限らず、出かけるときはお気に入りの香水をシュッとひと吹き。香りというオーラをまとって、一気にモードをオンにできる!

 

 

Q.リフレッシュ方法は?
1:友だちといっぱい笑うこと!

2:スポーツ観戦
3:映画館に行く
COMMENT
誰かと笑いあったり、大きな声で力一杯応援したり。思いっきり内側から発散することで、すごくスッキリする!それから、落ち込んだ時には「一流のものに触れる」ことを大切にしてる。自分で頑張って浮上しなくても、良いモノがきっと引き上げてくれると思うから。最近はPARCO CITYの映画館がお気に入り!

 

 

Q.県内のお気に入りスポットは?
1:スポーツ会場(沖縄市体育館とか…)

2:YOKANG
3:Ristorante e Festival CROSS47
COMMENT
お気に入り「スポット」になるのか分からないけど…。私が大好きな場所たち!スポーツ観戦はもう生活の一部だし、疲れたときはYOKANGの素敵な洋服たちに囲まれたい!美味しいものでハッピーになりたいときは「Ristorante e Festival CROSS47」で「長谷川さんの驚異的マッシュルームのタリオリーニ<アルバのメモリエ>」や「オーガニック胡椒と石垣島胡椒(ピパーチ)のカチョ・エ・ペペ」をいただく贅沢時間が◎

 

 

Q.苦手なものは?
1:おばけ!!

2:イジメ・嘘つき
3:ストレッチ
COMMENT
あまり大きな声では言えないけれど、実は霊感が強い方みたいで。なので、アメジストとかお守りの石をいつも持ち歩いてる。沖縄も神がかっているところは多いから…ね。そして、私が世の中で嫌いなものはイジメ・嘘つき・ストレッチ!よくヨガとかしてそうって言われるけど、とにかく体が硬くて…。やり終わったら気持ちいいけど、世の中からストレッチというものがなくなって、みんな柔らかかったら良いのに!って思う(笑)。

 

 

 

 

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