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クローズアップ TOPICS Vol.2「ファッション、美容、ダイエットと同じように健康について考えよう!」

2018.02.07

今月のテーマ「ファッション、美容、ダイエットと同じように健康について考えよう!」

be-oガールが話題のモノ、コト、スポットを調査!時間やお金を費やして美容ケアをしたり、洋服を買ったりするのと同じように、私たちのカラダの健康についてもっと考えよう!ということで、be-oガールのニイナが沖縄女性の健康について取材してきました!

写真/知念玲奈(0173) モデル/前堂ニイナ(be-oガール/サザンクロス)

 

沖縄女性が気をつけることは?

1.アルコールの飲み過ぎ
沖縄では男性と同様、女性も飲むお酒の量が全国に比べて多く、肝疾患の死亡率も全国ワースト1位(2015年年齢調整死亡率)です。一般に女性は男性に比べて、肝臓障害など飲酒による臓器障害を起こしやすく、アルコール依存症になるまでの期間も短いと言われています。生活習慣病のリスクを高める飲酒量は女性ならビール中ジョッキ1杯、ワイン1.5杯と、意外と少ないんです!

 

2.肥満
沖縄県の肥満者の割合は、男女とも全国平均を上回っており、特に内臓脂肪が多いと生活習慣病の発症リスクを高めます。今は大丈夫でも、女性はホルモンバランスや環境の変化で30代から一気に肥満傾向になるため油断は禁物!野菜は1日350g以上を摂り、今より10分多く歩くなど、規則正しい生活習慣に努めましょう。【左図】

 

3.がん
沖縄県で最も多い死亡原因はがんで、子宮頸がんなどは若い人にとっても身近な病となっています。早期のがんは、自身ではほとんど気づきませんが、がんは早期発見すれば90%以上が治ります。仕事や家事、子育てと忙しい沖縄女性ですが、だからこそ家族や大切な人たちのために、がん検診で早期に発見しましょう。【右図】

 

「20〜30代の女性に多いがんは?」

20〜30代で多いのは「子宮頸がん」です。私の専門である「乳がん(乳腺にできる悪性腫瘍)」は、30代後半から急増し、40代後半がピークになっています。

 

 

「がんになりにくくなるために気をつけることは?」

難しい質問ですが、どのがんも「小さく早く気づく」ということ。がんは防ぐことは出来ないけれど、早期で見つけることが一番大事です。定期的にがん検診を受けるほか、乳がんの場合はセルフチェックを行うことで異常を見つけられる場合があります。月に1回は行っていただきたいです。生理前は胸が張る人もいるので、セルフチェックは生理が終わった後がベスト。自分のいつもの状態を知ることで、違和感に気づきやすくなります。風邪をひいたら病院に行くように、しこりがあったら検診時期を待たずに病院に行きましょう。

 

 

「3月4日のイベントでのブース内容は?」

当日はマンモグラフィー検診の写真のパネル展示や、乳がんのしこりがどのようなものか分かる模型を触ることができます。4つ程しこりが入っているので、実際に模型を触って確かめてみてください! 会場には医師もお伺いする予定なので、何か質問があれば気軽に聞いてみてくださいね。

がん検診の流れ
乳がん検診には、胸を挟んでレントゲンをとる「マンモグラフィー」と「エコー検診」の2種類があります。マンモグラフィーの検診自体は15分程で、早ければ1時間以内に全て終わることができます。

*がん検診を受けるには市町村の検診、職場の検診、自費検診の3つの方法があります。
検診については、各市町村にお問い合せいただくかピンクリボン沖縄のHPで確認できます。

 

ピンクリボン沖縄さんに 聞いてきました!

取材協力:那覇西クリニック
ピンクリボン沖縄 http://www.pinkribbon-okinawa.jp/

 

 

 

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