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KYO MAKE-UP LESSON 1:日焼け止めの正しい使い方

2018.05.28

すでにあなたの肌にはシミが眠っている!?

 

 突然ですが、「紫外線はシミになる」とよく耳にするものの、目に見えてすぐにシミができるわけではないので普段は油断している人も多いのではないでしょうか?ある程度の日焼けは当たり前のように育った沖縄の女性は、県外に比べて肌が焼けて黒くなること自体には、あまり敏感でないように感じます。しかし!肌が黒くなるということはどういうことなのか?初回からちょっと怖いですが、女性なら絶対に作りたくないシミのお話です。

 

 普段の生活で浴びる紫外線の約9割がUVA波。これは車の中や室内にいてもガラス越しに浴びています。UVA波を浴びることで、肌の中にあるメラノサイトという物質が刺激され、メラニンというメラノサイトの赤ちゃんのような物質を産んでいきます。メラニンは約28日かけて新しい細胞に押し上げられて肌表面まで上がり、最後はアカとなって自然に剥がれ落ちます。これがお肌のターンオーバーです。な〜んだ、剥がれ落ちるんだ!と安心してはいけません。このターンオーバーは、加齢とともにリズムが遅くなっていき28日経ってもメラニンが肌に残っている状態が続きます。その残ったメラニンがやがて濃くなり、シミになるのです。シミは一度できてしまったら、美白のスキンケアを使っても完全に無くすことは難しく…。そのためにも、日々の「日焼けしない」というケアをしっかり行いましょう!

 

日焼け止めの塗り方

 

日焼け止めが乾燥しないように、面積の広い部分から塗ります。基本的に内側から外側へ。どの部分も最後は手の平で優しく押さえ、しっかりと肌に馴染ませましょう。

Point 1:目の周りは目頭からしっかりと!目頭の肌が茶色っぽく沈んでしまうのは、日焼けしてしまっている可能性も。

Point 2:口角にはアゴにのせた日焼け止めを伸ばして。少し窪んでいるので丁寧に肌をなぞること。

Point 2:最後は首まで忘れずに!内から外へ塗った日焼け止めは輪郭にたまるので、それを下におろしてくるイメージ。

 

メイクの基本

 

日焼け止めを塗るタイミングは?

 

使う指はどれがいい?

狭いところは中指1本。広いところは中指と薬指の2本がベター。親指、人差し指は指圧が強いのでNG!

 

もし日焼けしてしまったら? 大切なのは「冷却」と「保湿」

まずは普段の化粧水をコットンにたっぷり湿らせて、肌全体をパックして冷やす。肌が傷つきやすくなっているのでオーガニックコットンがオススメ。また、紫外線を浴びた肌は乾燥しやすいので、普段化粧水や乳液までしか塗らない人もクリームまでしっかり塗ること!

 

SPFやPA+って何?

SPFはシミやソバカス、皮膚ガンの原因となる紫外線B波をカット。よく見るSPF30の「30」という数字は、実は日焼け止めの「効果が持続する長さ」。SPF1で約20分の効果があるので、SPF30なら10時間持つということ。日焼け止めの強さの値ではないので注意! PA+は皮膚を黒くするだけでなく、シミやシワ、たるみの原因となる紫外線A波をカット。++++、+++、++、+の4段階で、日常的な買い物程度ならPA++でOK! もし日焼けしてしまったら? 大切なのは「冷却」と「保湿」 まずは普段の化粧水をコットンにたっぷり湿らせて、肌全体をパックして冷やす。肌が傷つきやすくなっているのでオーガニックコットンがオススメ。また、紫外線を浴びた肌は乾燥しやすいので、普段化粧水や乳液までしか塗らない人もクリームまでしっかり塗ること!

 

KYOオススメの日焼け止め♪
石けんで落とせるジェルタイプ!

北大東島産月桃葉油配合で顔にも安心して使える。乳液のように肌に馴染んで伸びが良く、白浮きしにくいのがポイント。

 

PROFILE

 

京なつき

那覇市で経営する「KYO MAKE-UP SALON」のオーナー兼メイクアップ講師。東京でも定期的にメイクレッスンイベントを開催。「コスメも地産地消が一番肌に合う」という考えの元、沖縄生まれのコスメを多く愛用している。

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