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vol.18 イライラと取れない疲れ

2020.01.24

相談者
佐藤 めぐみさん(31歳)

プライベートでは基本的に大らかだが、仕事はきっちりしたいタイプ。この4月から育休が明け職場復帰。初めての「子育てと仕事の両立」は想像以上にハードで、体力的にも精神的にも疲れが溜まっている。

 

 

佐藤さんのお悩みCHECK!

 

MEMO

・夫は妻の育休中と同じ働き方を継続しているため、送迎・急な お迎えなどは妻が担当。
・睡眠時間は短くないはずなのに、とにかくずっと眠く疲れが取れない。
・常に時間に追われているようで精神的に休まらない。
・イライラして子どもや夫に声を荒げることがあり、その後すごく落ち込む。
・「ゆっくり食べられる昼食」が一番安らげる時間。

 

 

 

 小さなお子さんがいるなかでの仕事復帰は、本当に大変ですよね。産後の体の変化や環境の変化で、以前のように上手くいかないのは当然のこと。でも、今まで感じたことのない慌ただしさ、余裕のない自分自身にストレスを感じてしまう気持ち、とてもよく分かります。でも、「頑張らないと!」と強く思うこと自体が過緊張状態(力が入りすぎている状態)を招き、交感神経が興奮している状態を続けさせてしまうんです。この交感神経が興奮している状態は体に過剰な熱をこもらせ、イライラしたり怒りっぽくなったりしてしまいます。また、このように自律神経をコントロールできない状態が続くと、「気」の流れが停滞して体の張り感(乳房や胃、お腹など)が出やすくなります。だからまずは、意識的に自分の体を労ってあげることが大切ですよ。  今回のキーワードは「緩める」こと。服装はピタッとした締め付けるものよりもユルユルしたものを。髪もぴっちり詰めずに解きほぐして。頭皮マッサージなどもオススメですよ。そして、次は心をゆったりするために香りの力を借りましょう。ミントやカモミール、ラベンダーなどは鎮静効果がありますし、眠る前に好きな香りを嗅ぐこと自体が睡眠の質をあげてくれるので、疲れもスッキリ取れやすくなります。深呼吸やストレッチ、自然に触れるなど、小さなことでも良いので心身を「緩める」時間を作ってみてくださいね。

 

Pick Up

逍遙顆粒(しょうようかりゅう)
逍遙(しょうよう)とは“気ままに散歩する”という意味があり、気の巡りを良くしリラックスさせてくれる漢方薬。

こんな方にオススメ

□イライラ・憂鬱感・落ち込みなどがある

□PMS(月経前症候群)が強い

□めまいがしたり、ぼーっとしたりしやすい

※漢方薬は体質によって服用できない場合もございますので、 服用の際は薬剤師や専門家に一度ご相談ください。

 

 

Profile
エキスパート ファスティングマイスター 中医漢方アドバイザー
仲宗根 望
福岡市出身。夫婦で経営する『SIMPLE LIFE』にて、個々の体質に合わせた漢方薬を提案している悩める女性の強い味方。

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