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カラダを芯から考える シンプルケアPlus1:vol.3胃腸の疲れは甘みで癒す

2018.10.01

悩みがあると胃腸が弱る?

 沖縄では夏の後半戦ともいえる10月。暑さや汗で体力を消耗する前半と違って、後半は冷たいものの摂り過ぎで食欲不振や下痢になりやすく、この時期は一年で最も胃腸が疲れる時期ともいわれています。胃腸は冷えにとても弱いので、サラダやお刺身など体を冷やすものを食べる場合は、夕食時よりも活動量が多く体温が高い日中に摂るのがオススメ。また、ミョウガやシソなど体を温める性質がある食材と一緒に食べるのも良いですよ。



 また、東洋医学的に「甘み」は胃腸の働きを助けてくれる存在です。胃腸が疲れていると甘いものが異常に欲しくなることがありますが、ケーキやチョコレートなど白砂糖が入った人工の甘みを食べ過ぎると、ますます疲れを増長させてしまうことに…。そんな時は、まさに今が旬のカボチャやサツマイモ、また白米を噛み締めた時に感じる優しい甘みなど、大地の恵みたっぷりの甘みから摂るようにしましょう。

 

 カボチャ

ホクホク甘みの強いカボチャは素材そのものにしっかりと
味があるので、ぜひ味付けは控えめで。シンプルにカボチャとサツマイモを蒸して混ぜるだけのサラダもオススメ!

その他の食材

・サツマイモ・白米・栗 ・ハチミツ など

 

そして、胃腸の不調は身体的には「味覚」や「唇」に、思考的には「悩み」に表れます。「味がしない」「口が苦い、もしくは甘い」「唇が白っぽい」「唇にツヤがない」「考えすぎて心配性」「細かいところが気になって人に任せたり頼ったりできない」こんな症状がある方は、もしかしたら胃腸からのヘルプサインかも。早めのケアで健康の土台を作り、食欲の秋を満喫してくださいね!

 

胃腸を休ませる究極の方法『ファスティング』

〈期待できる効果〉

□ダイエット

□アンチエイジング

□デトックス

□腸内環境の改善

□美肌

□妊活

□体質改善

 

ファスティングとは、一定期間胃腸に負担のかかる固形物を摂取せずに、酵素ドリンク等で必要な栄養素を摂りながら内臓を休ませる方法です。この期間には、半日、1日、3日以上のロングファスティングなどがあり、初めてのチャレンジで不安な方はまず半日や1日から始めましょう。1食抜くだけでも胃腸は十分休まりますよ。3日以上の自己流ロング

ファスティングは、効果を発揮できない場合や体調を崩すこともあります。専門家に相談の上、安全に行うようにして
くださいね。

PROFILE

 

エキスパートファイスティングマイスター
中医漢方アドバイザー

仲宗根 望

福岡市出身。夫婦で経営する『SIMPLE LIFE』にて、個々の体質に合わせた漢方薬を提案している悩める女性の強い味方。

公式ホームページ:http://simplelife.okinawa/

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