カラダを芯から考える　シンプルケアPlus1：vol.5 風邪ひく“前”のウチナー食材

2019.02.01

風邪にさせない対策法

　　　冬の寒さももう一息で抜けそうですが、社会人やママにとって年度末はまだまだ忙しさのピーク。体調管理はハッピーな毎日を送るための資本ですので、今回は「ちょっと風邪っぽいかも？」なんて自分アンテナが作動したときの、悪化させない対策の一つとしてオススメ食材をお伝えします。「あなたの風邪は喉から？鼻から？」某有名CMのフレーズでもあるように、多くの人が喉と鼻のどちらかに不調を感じてから本格的な風邪症状が出てきます。
　まずは空咳や声枯れ、口の乾き、喉のかゆみなどが主な症状の「喉からタイプ」。空気の乾燥からくる風邪で体の水分も消耗し、肺が乾燥することで咳が出ます。そのため水分をしっかりとることがとても重要！体に潤いを与える食材である豚肉や梨、杏仁豆腐などがオススメです。
　また、水溶性の鼻水、寒気、肩こりなどが主な症状の「鼻からタイプ」は、急な気温低下や寝冷え、冷たいものの摂り過ぎなどが原因。体を温めることが重要で、特に首の後ろの下は寒気の入口なのでしっかり温めましょう。体を温める食材として有名なのは生姜や大根ですが、実は黒糖も◎。
　どちらのタイプも放っておくと痰が絡んだ咳になったり、粘り気のある鼻水になったりして熱タイプの風邪に変化します。そうなると今度は対処法が真逆になることもあるので注意が必要です。「怪しいな」と感じたタイミングで、症状に応じた対処法を試してみてくださいね。

「喉からタイプ」のあなたには！