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カラダを芯から考える シンプルケアPlus1:vol.9 夏は「冷え」にも要注意!

2019.06.25

体を温める沖縄料理定番の名脇役

 梅雨が明けると沖縄の長い夏の始まり。夏といえば、汗をたくさんかいて日焼けして…というイメージですが、最近では体の冷えや肩こり、足のむくみ、便秘もしくは下痢など一見、夏らしくないような症状に悩む方が増えています。これは冷房により室内と室外との温度差が激しいためにおこる「冷房病(クーラー病)」です。

 通常、体は自律神経の働きによって体温を一定に保つよう働きますが、5度以上の急激な温度変化には素早く対応することが難しくなります。これが頻繁に繰り返されると自律神経のバランスに異常がおき体調不良を引き起こすことから、「冷房病」は「自律神経失調症」の一つともいえます。特に女性は男性よりも発熱源である筋肉の量が少なく体温を上げる機能が弱いので、より冷えの症状を感じやすいでしょう。

 また急激な温度変化以外に、運動不足や冷房が効いた環境に長時間いることで汗腺が開かないなど、体温調節ができなくなる要因は様々。体温を急に下げないためには、昆布やシソなど体を温める食材を積極的に摂り、運動習慣をつけることが大切です。特にウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は、心肺機能を高めて全身の血流が良くなるのでオススメ!夏になると日が長くなり、つい夜更かししてしまう人も多いと思いますが、それも自律神経が乱れる要因の一つ。早寝早起きをしてしっかりと朝日を浴びる生活を心掛けましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

PROFILE

エキスパートファイスティングマイスター
中医漢方アドバイザー

仲宗根 望

福岡市出身。夫婦で経営する『SIMPLE LIFE』にて、個々の体質に合わせた漢方薬を提案している悩める女性の強い味方。

公式ホームページ:http://simplelife.okinawa/

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