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cover interview 玉那覇 由規 「ー楽しいを続ける努力。苦しいを癒す時間。ー世界の中心は、変わる!」

2019.08.26

ママになっても変わらず美しい玉那覇由規さんを、旬のBaked Colorでコーディネート。人生の様々なターニングポイントを経て、『今、本当に大切にしたいこと』を熱く語っていただきました!

 

▶︎PROFILE-----------------------------------------------

玉那覇 由規 YUKI TAMANAHA

8歳で子役デビュー。沖縄アクターズスクールに在籍時はB.B.WAVESとして活躍し、東京に拠点を移すも震災をキッカケに帰郷。color’s事務所に所属し、沖縄吉本新喜劇やモデル業のほか、「沖縄BON!!」にて3年間レギュラーを務める。現在は事務所と業務提携を結び、フリーとしても活動している。一児の母。

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夫と息子が仲良く遊ぶ姿は 愛おしくて、幸せを実感。

 

いくつものターニングポイント 
 子どもの頃にこの世界へ入り、大阪や東京でも活動していました。でも2011年、東京にいた時に東日本大震災があったんです。帰宅難民なども目の当たりにし、連日流れるショッキングな映像とニュース。その時、人生の終わりは沖縄がいいなって思ったんですよね。それまでの価値観がガラリと変わり、沖縄に帰ることにしました。当初はこの業界から離れようと考えていましたが、いろいろな縁があって続けていくことに。そうして、仕事に没頭する日々を送る中で「沖縄BON!!」のレギュラーが決まりました。初のレギュラーということもあり、内定の電話で号泣したのを覚えています。実はそれまで「しゃべり」をベースとした仕事をしてこなかったので、とにかく現場で教えてもらう日々。大変なこともありましたが、貴重な経験と濃密な時間を与えてくれたお仕事でした。実は「沖縄BON!!」が決まる直前に結婚し、番組放送中の3年間で妊娠、出産、復帰と怒涛のように生活に変化がありました。

 

仕事を辞めたいと思う自分
 私、基本的には仕事がとても好きなんです。小さい頃から大好きな習い事のような感覚でこの業界で過ごしてきて、性格的にもやるって決めたらトコトンやりたい。でも、子どもが産まれてからは上手くいかない日々が続きました。産後一ヶ月で復帰した私は、とにかく連日恐ろしいほどの寝不足。でも「台本覚えなきゃ」「調べ物しなきゃ」ってやることはたくさんあって、自分ができないことにイライラするようになっていきました。特に最初の三ヶ月は酷くて。それでもがむしゃらに走り続けて一年くらい経ち、「私は何を優先すべきなのか」を考えるようになりました。ただ息子にもっと余裕を持って、優しい気持ちで接したい。そのために、私は「ちゃんとやらなきゃ」をやめて、もっと周りを頼るようにしました。それでも何度も行き詰まり、たくさん泣くこともありましたけど。

 

新しい挑戦と守りたいもの
 実は、今年からフリーでもお仕事を受けるようになったんです。キッカケはやはり出産でした。自分が考えていた以上に、仕事と育児の両立が難しく…。もちろん事務所の方も配慮してくれましたが、頑張って取ってきていただいた仕事だと思うと、自分の寝不足や家族の時間が欲しいなどの理由で断ることができなくて。悩んだ末、自分で仕事の量を調整しやすいフリーになりたいと相談し、現在は業務提携という形で事務所からのお仕事も直接のお仕事もさせていただいています。理解を示してくれた事務所には感謝しかありません。今は、家庭とのバランスを取りながらゆっくりと仕事を続けています。  また、出産後は家庭でも変化がありました。出産前まで、「家のことは妻がやるもの」と私自身が思っていて、夫にやるスキを与えなかったんです(苦笑)。でも産後は、「やって欲しいことがあれば言ってね」と言ってくれる夫に、言わなくてもやって欲しいと思う私はいつもイライラ。そんな私に一言も文句を言わず、いつの間にか家のこと、子どものことをやってくれるようになりました。私、息子が産まれるまでは子どもだけに愛情がいかないように、夫にも気を遣ってとか思ってたんですけど、全然ダメですね(笑)。だから一度、「子どもが産まれても二人とも大事にしたいと思っていたけど、そんな余裕はない!」って言ったんですよ。そしたら怒ることもなく「そうだよね〜」って。今は二人とも子どもが中心ですけど、夫ともコミュニケーションをしっかりとって、私が守りたい「家族」にあなたもいるんだよって、いつも伝わる関係でいたいですね。

 

自分らしく幸せのカタチを
 今の私にとって、「仕事」は自分を成長させてくれるもの。自分への挑戦って感じです。若い頃は自分が一番でありたい、他の子より自分が目立ちたいという思いがありましたが、今は自分がどこまでできるのかを試したい、という気持ちの方が大きいです。比べる相手が人ではなく今までの自分になりました。そして夫と息子は幸せを実感させてくれる存在。私、夫と息子が二人で遊んでいるのを眺めていると、「ああ、幸せだなー」ってじんわり感じるんです。そんな瞬間がとても好きですね。これから家族を増やして、みんなでいろんなことに挑戦していけたらって思います。

 

01 オーガニックコスメ/子どもが産まれてからコスメは基本オーガニック。心置きなくスリスリしたいから! 02 お出かけ/休日は基本的に出かけるのが好き。 キャンプにもハマってて、息子には「生きる力」を養ってほしいな。 03 お揃いコーデ/息子をオシャレさせるのは楽しい!気分も上がってこれだけでその日はハッピー♪

 

 

 

Q1.デビューのキッカケは?

母が勝手に応募!?
8歳の時に、母がタレントオーディションに応募したのがキッカケです。何も知らされずお出かけしたらオーディション会場だったので、完全にノープラン。歌とモノマネ審査があったんですけど、どうしたらいいか分からず「うみは〜ひろい〜な〜♪」と8歳なりに頑張って歌いました(苦笑)。モノマネはまさかの犬をチョイスし「ワン!」と…。合格した理由は未だ不明です(笑)。

Q2.憧れの人は?

安住アナとさっしー
私、「話せる人」にものすごく惹かれるんです。なので、この質問で頭に浮かんだのは安住アナウンサーと指原莉乃さん(笑)。コメント力とかだけではなくて、安住さんはどんな大御所の方が相手でもスマートに、面白く見事な切り返しができるし、指原さんは正直な意見をズバッと言ってるのに人に好かれる。これって本当にスゴいことだと思うんですよ。もしチャンスがあったら、ぜひお会いしてみたいです!

Q3.結婚の決め手は?

決め手は彼の家族 の存在が大きい

交際して半年でプロポーズされ、その4日後入籍という超スピード婚でした。しかも交際開始1週間後に彼はカンボジアに行ってしまい、超遠距離に。そのわずか1週間の間に紹介された彼のご家族と、半年間彼よりも親睦を深め(笑)、この人たちと家族になるかも!と予感していた31歳の誕生日にプロポーズされました。一時帰国だったので、バタバタ入籍し新婚生活は海外との別居スタートという…。彼の家族の素晴らしさに惚れたからこそ、安心してプロポーズをOKできました!



 

Q4.子育てで一番大変だったのは?

共感されないのが 一番ツラい…

とにかく寝不足です。周りに同級生ベビーが多かったんですけど、恐ろしいほどの寝不足状況を愚痴っても「うちはよく寝てくれるから」ってことが多くて…。共感してもらえないのが一番ツラかったですね。私の寝かせ方が悪いのかな、とか母親としての至らなさを責めたり。その分、今のイヤイヤ期も大変ですけど、そこまでキツさは感じないですね。あの時よりマシって思える(笑)。

 

Q5.子育ての楽しみは?

「ママ、大丈夫だよ」に胸キュン

今年3歳になる息子のできることが、どんどん増えているのを実感するとき。最近はおしゃべりもとても上手になってきました。先日、危ない運転の車にビックリしてしまった私の手を握って「ママ、大丈夫だよ、大丈夫だよ」って繰り返し言ってくれたんですよ。小さいなりに男の子で、ママを守らなきゃって思ってくれたんですかね。可愛すぎてママはゾッコンです!

Q6.これからやってみたいことは?

ママの味方を作りたい!

ズバリ、商品開発です!オーガニックで美容系の何かを作れたらと…。小さい子どもがいると、何か欲しくてもすぐに買いに行けない。だからすぐに手に入って、すぐに試せて、リーズナブル!という何かを作りたいなって考えているんです。ママだってキレイでいたいと思うことは大事!オシャレをするとテンションが上がるので、楽しい一日には大切なコトかな。今日も久しぶりにネイルをしてもらって、とっても嬉しいです♪

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