Lesson4:自分のライフスタイルにあった住宅探しをしよう!
2020.05.07
今号から不動産専門FPの友利先生を迎えて、家の購入についてのレッスンスタート!今回は、誰もが一度は考える、「賃貸とマイホーム購入どちらがいいの?」という疑問をミキトニーさんが徹底取材!自分にあった家の形を見つけよう♪
今回の先生/友利真由美先生/
株式会社エレファントライフ代表を務める。以前不動産会社で働いていた経験を生かし、不動産専門の(FP:ファイナンシャルプランナー)として「お客さまの不安や疑問に寄り添って手助けしたい」と起業する。これまで350組以上の不動産活用や投資、アパート経営などについての相談を解決してきた。
まずは自分のライフプランから考えましょう
賃貸がいいのか、それとも購入か、悩む人は多いですよね。そんな時私が提案しているのは、まず自分はどのような場所でどんな暮らしがしたいのか、ライフプランを立てることです。家族で将来のことについて話し合ういい機会にもなりますし、今自分や家族に必要な住宅の形が見えてきます。準備資金や予算を考えることももちろん大切ですが、それで自分たちの暮らしの充実度が妨げられてしまっては意味がありませんよね。何十年先のことではなく、子どもが小学校に入学するまでなど、まずは3〜5年先の今見える範囲の自分や家族の生活について考えることでライフプランも立てやすくなりますよ。
たしかに!こうしてみてみると、結構はっきりとした違いがあるんですね。賃貸と購入、どちらがどのような違いがあるのかしっかり知っておけば、自分の暮らしにあった家探しをする大きなポイントになりますね♪
賃貸でも購入でもこの3つを知っておけば、より納得のいく家選びができますよ♪
①ベストではなく自分にとって“ベター”な住居探しをする
あなたが希望する条件全てを満たす住まいを探すのはとても難しく、⾏き詰まってしまうことも多いと思います。そんなときには、どうしても譲れない条件を絞り、すべての希望を叶える100点満点の「ベスト」な住まいではなく、80点くらいの「ベター」な住まいでもOK!と⾔う考え⽅に切り替えると、住まい探しがスムーズなります。
②生活の優先順位をつける
⾃分たちの⽣活を振り返り、「仕事」「⼦育て」「資産形成」などの⽣活していく上でどれを優先したいのか考えましょう。例えば、⼦どもの教育に⼒を⼊れたいと考えている場合、⼦育てのしやすい環境を優先事項として住まい選びをするなど、⽣活ポイントの優先順位をつけることで、妥協できる点を⾒つけることができます。
③どんな家に住みたいかポストイットに書き出す
家族や⼀緒に住む⼈が住まいに求める条件をしっかり話し合いましょう。その際にそれぞれが住まいに求める条件をポストイットに書き出すことで、⾃分や家族が住まいに何を求めているのか、何が必要なのかを明確にすることができます。⾃分や家族の譲れない条件や妥協できる条件がはっきり⾒えることで、お互いにとってより良い家選びをすることができます。
自分も家族もみんなが納得のいく家選びをするには、やっぱり優先順位や、妥協点を明確にすることが大切なんですね!私の最終目標は家を購入することなので、その時にはこの3つをポイントに家選びをしていきたいです!
そうですね!まずは自分たちのライフスタイルについてしっかり考え、話し合ってから、お金のことを考えていきましょう。
Q:賃貸はどの時期に、どのような方法で探すのがいいですか?
賃貸の出るピークは、新生活で新しい家を探し始める、人が多くなる早くて12月後半から1月、2月です。仕事などで県外から移住する人は、家を見学せずに即決することが多いので、いい家からどんどん申し込みが入ってしまいます。そのためピークの早い時期から探し始めることがオススメ。時期を逃してしまった!という人も4月中旬から5月ごろまではまだ物件が残っている可能性が高いので大丈夫!また賃貸を探すいい方法は、自分でネットを利用して探すことです。賃貸は動きが細かいのでカウンターで探してもらうのはとても手間がかかります。地道にネットで探すことが一番の近道ですよ♪
Q:シングルの場合、家の購入は避けたほうがいい?
シングルの⽅でも「資産性が保たれやすい家であること」「計画的な返済が続けられること」の2つの条件を満たせる場合に限り、購⼊することをオススメしています。現実問題、住宅ローンを組める年数も歳を重ねるごとに減っていきます。⻑期ローンでの購⼊を考えている⽅は早めに⾏動することをオススメします。
監修/株式会社エレファントライフ
住所 / 沖縄県浦添市仲間1-5-7 山内ビル202号
TEL / 098-988-8247
URL:http://elephant-life.info
住宅は“借りる”と“買う”ではどちらがいいの?